保守・改修 Maintenance

改修工事(リニューアル)

リニューアルのお勧め

エレベーターのリニューアル時期

一般的に、建物の寿命は50年前後と言われていますが、エレベーターの法定償却耐用年数(税法上)は17年です。建築物維持保全協会のLCC(ライフサイクルコスト)評価指針による計画耐用年数は、およそ25年と設定されています。
定期的なメンテナンスで性能の維持を目的として、調整、部品交換や修理を行ったとしても下記のリニューアル時期になるとシステム全体の性能低下で故障の発生頻度が上がったり、年数の経過とともに、設置当初の部品調達が困難となってまいります。ライフサイクルを延ばすために、早い段階でリニューアルをご計画いただくことをお勧めします。

お客様のプラン、ご予算、エレベーターを停止できる期間に合わせて、全面改修や部分改修また段階的改修をすることも可能です。より安全・安心・快適にエレベーターを利用して頂くためにお手伝いいたします。

リニューアルの効果

・油圧駆動方式から機械室なしロープ式ギアレス駆動方式による効果。
・動き出しや停止するまでの時間を短縮し また、油圧制御特有のふわふわした感じが無くなります。
・油圧オイル特有のにおいが無くなります。
・作動油(第4類第4石油類)を使用しなくなるため、油の交換・廃棄が無く、環境負荷が極小化します。
・動力が小さくなり省エネ効果が大きく、Co2排出量を削減します。

一例として
住宅用9人載り・速度45m/minのエレベーターの場合、油圧駆動方式ではモーター容量15Kw必要でした。
機械室なしロープ式ギアレス駆動方式ではモーター容量2.8Kwと低減されます。従来の油圧式エレベーターとでは大幅に電力が減り、70%程度の省エネ効果が期待できます。また、電気設備容量の低減になり、契約基本料金の低減も考えられます。

※お客さまのエレベーター仕様、利用頻度により効果は異なる場合があります。

ギア方式巻上機からギアレス巻上機

・動力が小さくなり省エネ効果が大きく、Co2排出量を削減します。

一例として
住宅用9人載り・速度45m/minのエレベーターの場合、ロープ式ウォームギア巻上機交流二段式リレー制御エレベーターではモーター容量は4.5Kwでした。
ヘリカルギアインバーター制御エレベーターではモーター容量3.7Kwでした。
機械室ありロープ式ギアレスではモーター容量2.6Kwと低減されます。
荷物用3000kg・45m/min、ロープ式2:1ウォームギア方式では22Kw、ギアレス巻上機では14Kwとなります。
従来のロープ式ウォームギア交流二段式エレベーターとでは30%程度の省エネ効果が期待できます。また、電気設備容量の低減になり、契約基本料金の低減も考えられます。

※お客さまのエレベーター仕様、利用頻度により効果は異なる場合があります

蛍光灯照明からLED照明

一例として
蛍光灯直管タイプ40W相当のLED直管電球では、蛍光灯寿命(12,000h)に対しLED電球寿命(40,000h)は約3倍、電力では約40%削減されます。蛍光灯器具本体は、既に生産が中止されておりますので、早い段階でのLED化のご計画をお願いいたします。

最新の安全とサービスの提供

・現行法令(安全基準や耐震基準など)に対応します。
・かご室内や乗場の意匠をきれいにできます。
・着床の精度が向上します。
・最新のドアセンサで戸開閉時の安心をアップできます。
・最新のドア駆動装置によりスムーズな開閉ができます。
・車いす仕様をはじめ、福祉機能の充実ができます。
・遠隔監視点検の導入で緊急時もすばやく対応ができます。
 また、遠隔監視点検の実施により訪問点検の回数を減らす事ができます。

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