輸送対象、荷役方法、使用頻度、建物状況、設置環境の要求する仕様や、オーダーサイズやオーダー機構に対応し、さまざまなオプションを揃え、幅広いニーズに対応し、堅牢で、安全・スムーズに目的階へ荷物を搬送します。
従来の昇降路上部の機械室あり及び、乗用エレベーターでは主流の昇降路上部の機械室をなくした大型荷物用機械室レスを採用しています。
駆動方式には、ロープ式(ギアレス・ヘリカルギア・ウオームギア)と油圧式(直接式、間接式)があり、ロープ式ギアレスは、永久磁石同期電動機を採用した巻上機により、力率90%と省電力効果が大きく、振動や騒音も低減され、乗用エレベーター並みの静かさでスムーズに昇降します。
ドア方式には、上方向開き戸・横方向片開き戸・横方向両開き戸を用意しています。
荷物用エレベーターでは、積載超過検出装置の取付けに法的規制はありませんが、当社では精度の高い検出装置を全機種に採用し乗用並みの検出を実現しています。
オプション類も乗用エレベーター並みに充実させ、配送センター、一般倉庫、冷凍倉庫、工場、ショッピングセンター、ホテル、美術館、劇場、スタジオなどあらゆるニーズに対応いたします。
最適な荷物用エレベーターを選ぶためのチェックリスト
輸送の対象 | 運ぶ品物の形は、寸法は、その荷造りの形は、重量はどうですか? 冷凍品や、水がしたたる物ですか? その他危険物等は特にご提示下さい。 |
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荷役 | 荷物運搬には台車、フォークリフト等どのようなものを使用しますか? 台車、フォークリフトの積荷量はどのくらいですか? フォークリフトの重量、大きさはどのくらいですか? 積荷の際、フォークリフトをかごの中に入れるか入れないかで強度的に大変違ってきます。 |
使用頻度 | 荷役最大時は時間当たりどのくらいの使用頻度になりますか? |
建物状況 | 建物の全階高は? エレベーターの停止階数と階間の高さは? 荷役が行われる基準階は何階ですか? 出入口は二方口の必要がありますか? 地上階(GL)また屋上階の出入口は屋外に露出していますか? 雨水対策は十分ですか? |
設置の環境 | 機械室または昇降路に湿気、水滴の影響がありますか? 昇降路、機械室の温度は建物温度と特に関係がありますか? 腐食性ガス、爆発性ガス、ほこり、粉塵などが、機械室や昇降路に侵入する心配がありますか? |
エレベーター仕様 | かご床有効寸法、積載量は十分ですか? 出入口の大きさは、荷の積み降ろしに十分な寸法ですか? 特殊な付属装置の取り付けの計画はありますか? 必要なオプション装置はありますか? |